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商品説明
猫×軍服×崩壊世界
□■世界観□■
【和国】
主人公たちが暮らす国。
誰が建てたか定かではない建造物と自然が調和している。
狩猟と簡単な工芸が主で「猫族」たちは各々自由気ままな日々を送っている。
【帝国】
遠く西方にある国家。
豪華な装飾の施された建築物がひしめく中央部が生活の中心で、そこから少し離れると寂寞たる荒野が広がる。
近年砂漠化が深刻化しており、水などの資源が貴重になりつつある。
【神様】
「ニンゲン」という名で「猫族」の間で語り継がれる伝承上の存在。
その姿は、耳や尾が無いだけで「猫族」と変わらないとされる。
「ニンゲン」は「猫族」に試練を与える代わりに願いを叶えると伝えられている。
□■物語□■
ここは“獣の耳”と“尾”を持つ「猫族」が住む世界。
猫たちは「ニンゲン」と呼ばれる神様を「試練を与える代わりに猫たちの願いを叶えてくれる」存在として崇め奉っていた。
廃墟と自然が調和した豊かな国「和国」。
その姫であるタマは従兄コタロウとの結婚を間近に控え、「ニンゲン」に結婚を報告する「婚礼の儀」の日を迎えた。
儀式は厳粛に執り行われ、何事もなく終わるかと思われたその瞬間、まばゆい光とともに一人の青年が現れた。
“獣の耳”も“尾”も無いその姿はまさしく猫たちが信仰する「ニンゲン」そのものであった。
そして「ニンゲン」の降臨から数日。
遠い海の向こうにある「帝国」の来航によって、平穏な日々を過ごしていた和国は試練を迎える。
「ニンゲン」を巡り、和国と帝国はそれぞれの思惑を胸に動乱へと突き進んでいくことに。
一国の姫として、一匹の猫として、タマがとる選択は──