商品レビュー
商品説明
かつて平和を維持していたジェダイは滅び、宇宙は帝国軍に制圧されようとしていた。⽣き残った数少な
い反乱軍は、反撃の機会をうかがっていた。
⼈間の⼥性ジン・アーソは⽣きていくために、窃盗、暴⾏、書類偽造もためらわない宇宙のアウトロー。
孤独ながらも強く⽣き抜いていた。そんな彼⼥に反乱軍が接触してくる。それは、彼⼥の⽗親が、帝国軍が
現在開発中の恐ろしい兵器”デス・スター“の設計に関わっているとの情報に基づいてのことだった。
優秀な技術者であった⽗は、かつて幼いジンの⽬の前で帝国軍に拉致され、強制的に破壊兵器の開
発に協⼒させられていたが、同時に秘密裏に”デス・スター“の急所を仕込んでいた。
その⽗の隠れた⼯作活動を実らせるためには、帝国軍の本丸に乗り込み”デス・スター“の設計図を奪取
する必要がある。しかしそれは、ジェダイもいない弱体化した反乱軍にとって、⾃殺⾏為ともいえる決死のミッ
ションであった。
作戦をあきらめかけた反乱軍の中で、ジンをリーダーに、命を懸ける覚悟の有志の仲間たち”ローグ・ワン
“が、いま⽴ち上がる︕
<全く新しい「スター・ウォーズ・ストーリー」>
このストーリー・シリーズのアイデアはジョージ・ルーカスから⽣まれた。ルーカスフィルムの社⻑で『スター・ウォーズ』のプロデューサーを
務めるキャスリーン・ケネディは、ジョージ・ルーカスから「スター・ウォーズ」サーガを継続させてエピソード7、8、9を作るプランを初
めて聞かされた。次いで彼はもう⼀つの野望「「スター・ウォーズ」のユニバースの中で息づいている独⽴したストーリーの数々を作る
ことについての可能性について明かしたのだった。
『エピソード4/新たなる希望』でレイア姫が持つデス・スターの設計図を⼊⼿した反乱軍のスパイたちとは誰だったのか、そしてど
のように帝国の究極兵器の秘密の設計図を盗み出したのか︖ このシンプルな疑問だけを武器に、ジョン・ノールはこの出来事を
ベースにアイデアを組み⽴てた。ケネディは⾔う。「このストーリーはとても魅⼒的で、私は即座に素晴らしいものになるだろうと感じ
ていました。そして、驚くべきことに、これが私たちによるあの独⽴型アナザー・ストーリーの第⼀弾となったのです」。
<ジェダイのいない「スター・ウォーズ」を作り上げた監督>
ギャレス・エドワーズがいかに『ローグ・ワン』に向いているかについて、ケネディは次のように語っている。「ギャレスは「スター・ウォーズ」
ユニバースのキャラクターたちを感情のレベルで理解しており、そして、あらゆる世代の⼈々にアピールできる強いファミリー・タイプの
映画のセンスがあります。ギャレスには、ユーモアセンスとテーマ性のあるストーリーテリングを掛け合わせられる能⼒があるのです」。
エドワーズは、「私たちはこの作品に登場する環境やパフォーマンスやキャラクターを描くにあたって、リアリズムとナチュラルさを追求
しました。つまり私が観て楽しみながら育ったあの映画と調和したものでなければなりません。」と語った。また、この映画の雰囲気
をより現実に根差したものにしたいと考え、「私が⽬指していたのは、『ローグ・ワン』が、リアルな世界だという感覚を引き起こすこと
でした。これはジェダイがいない時代、つまり、強⼤な脅威にさらされた⼈々のもとにやってきて助けてくれる神のような存在がない
時代なのですからね」と説明している。
<キャラクターのキャスティング>
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』には、イギリス、オーストラリア、中国、メキシコ、
デンマーク、そしてアメリカ各地の演者からなる国際的なキャスト陣が出演している。作り⼿
たちはまず、ジン・アーソ役に、イギリス屈指の才能を持つ若⼿⼥優、アカデミー賞候補⼥
優のフェリシティ・ジョーンズを起⽤した。エドワーズは「私は私⾃⾝がなりたいようなキャラクタ
ーを描きたかった。男か⼥かなどということは⼀切無関係な形でこの映画を作りたいと思って
いたのです」と語る。演じるジョーンズはジンを演じるため激しいトレーニングを積んだ。セット
した本物の爆薬に本物の戦闘、そこに⾒せかけだけのものは何⼀つなかった。今⽇の世界
が本当の意味で反映された映画を作るというケネディとルーカスフィルムの掲げる哲学を守るためにも、主要キャラクターであるチー
ムメンバーには幅広いキャスティングを⽬指し、ジンのパートナーとなるキャシアンにはメキシコ⽣まれのディエゴ・ルナ、チアルート役
とベイズ役に中国⼈俳優ドニー・イェンとチアン・ウェンを起⽤した。また、ボーディー・ルック役にコメディもシリアスも演じることができ
るリズ・アーメッドを起⽤。さらに、独⾃のデザインで作られたドロイドで⾝⻑約2.16mのK-2SO を、アラン・テュディックが演じてい
る。彼はモーション・キャプチャーを介してこのドロイドに⽣命を吹き込むという課題に、彼の絶妙の笑いの間と存在感を注ぎ込んだ。
<セットとロケーション>
撮影は、主にパインウッド・スタジオで⾏なわれたが、エドワーズは出来る限り、実際的なロケ地にセットを組んで撮影した。セットを
デザインする任務はダグ・チャンとニール・ラモントの2⼈のプロダクション・デザイナーに託された。⼆⼈は戦闘の現実感を想起させ
るセットを作った上で、それらに「スター・ウォーズ」の⼀部として説得⼒のあるデザイン要素を掛け合わせることに成功した。